Concept
きみの森について
ある日、我が子が学校に行けなくなりました。
家庭が親子が孤立していまい、その精神的ダメージは親子共に想像を絶するものでした。
また、復帰の足掛かりとなる相談支援、公的支援が不充分であることを体験しました。
自分と同じような親子がいるのではないか…そう思い、当事者の親や仲間でグループを立ち上げました。
居場所を開催していますが、居場所やフリースクールへも通えない子ども達への支援も
大切にしながら活動したいと考えています。
<カワベ:プロフィール>
二人の子ども達は、共に小学2年生から不登校になりました。
息子は、一人が好きな引きこもりタイプ。ホームエデュケーションを中心に学校の先生と連携を取りながら、
娘はマイペースだけど人と関わる事が好きなタイプ。
居場所やホームエデュケーション、学校等と様々なご協力を頂き、
皆様に見守られながら、楽しく健やかに日々を過ごしています。
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*KYOKO KAWABE*
大阪生まれ、大阪育ち。大学卒業後、品質検査機関にて、品質検査士兼営業事務職として従事。
この時、うつ病を発症し、人生の転機を迎える。
その際、認知療法により回復し、退職後はピアノ活動に勤しむ。
大阪でひとり親支援をするNPO団体へ子ども達へのピアノ講師ボランティアとして招かれた事をキッカケに、福祉分野に興味を持つ。
我が子が小学1年生の時にまさかの不登校に。社会的孤立を体験したことで、一念発起。
ボランティア経験から、2018年より居場所づくりをスタート。
居場所づくりの傍ら、2022年に関西学院大学経営戦略研究科リカレント教育を修了。
きみの森は「心を育てる場所」と位置づけし環境づくりをテーマにしている。
不登校とは何か?という探求を元に、そこから見える社会課題や家族問題、教育の在り方について、
子ども達の声に耳を傾けながら、子ども達の声を大人に届ける活動をしている。
不登校から、学び豊かに主体的に生きることを伝えたいと考えている。
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立ち上げのきっかけ
代表 川邉 響子
きみの森が目指すこと
きみの森は、既存の教育に囚われない!多様な学びを大切にするグループです。
子ども達の好奇心は、学校で教えてもらう内容以外にも沢山あります。
子ども達の好奇心を大切に育みます。
「どうすればいい?」「どうしたい?」
常に、子ども達が主体的に考えられるような声掛けを大事にしています。
一方で…
「学校に行っていない自分なんて…」と可能性ある子ども達が自信を喪失している、
辛くて悲しい日々を送っていることも事実です。
そういった子ども達には、学びとは別にくつろいでもらえる環境を提供します。
みんなで集まり、何気ない話をし、遊んだり美味しいご飯を囲んだり…
ゲームもYouTubeもOKです。好きなことに触れあってもらいます。
また、人と触れ合うことも大事です。
(ここでは、一人の時間を与えてあげるために、敢えて声かけをせず、そっと見守ることも
触れ合いと定義します。)
人と人が触れ合う中から感じること、暮らしの営みから得られる経験、
ナナメの人間関係を大切にし、子ども達の心が豊かに育つよう環境づくりに力を入れています。
情報が溢れかえる現代であり、考え方も答えも、人の数だけ存在します。
迷いながら、答えを探し続けること、何かに気づき、次へと歩いていける…
自分は自分のまま、前に進んでいけばいい!と体感できる、
そんな居場所づくりを目指します。
3つのビジョン
●学校へ行かない選択も当たり前の社会に <不登校への罪悪感の払拭>
●自分にも相手にも素直になれる社会に <円滑なコミュニケーションを目指して>
●多様に生きられる社会に <生き方は数多く存在し、それは選択できること>
きみの森は、いち保護者が始めた当事者の保護者と仲間から作られたボランティアグループです。
きみの森の活動は、以下の助成金を頂き活動しております。
・大阪いずみ市民生活協同組合トマトちゃん福祉基金
・生協エスコープ大阪 第18回街づくり夢基金
・OSAKA・SEMBOKU子ども未来基金
また、日頃より多くの方々に支えて頂きながら活動しています。
本当にありがとうございます。